看護とヨガ 〜Nurse YOGA Works〜

東日本大震災が起こるその10日前

私は東京で生活を始めた。

初めての東京生活の始まりでこれから起こる出会いや出来事に

ワクワクしていた。

その期待が

震度5という想像もしていなかった揺れとなり自然の力に恐怖を覚えた。

そして

私1人、家族と離れている自分を寂しく不安に感じた。

震災が起きた直後から

私が働く病院も震災ショックを受ける。

東北出身者の医療者が多く働く私の部署はすぐさまその対応をとる事になる。

その分、動けるスタッフは現場を守る。

日々数えきれないくらいの余震が続き、

病院の寮といえども家に1人でいる事が怖かった。

東京は計画停電を始め、

都会ど真ん中といえども節電対策をとる為と、

きっとみんな同じ心理だっただろう。

「早く帰って家族といたい」という思いで足早に帰った。

世界三大都市の1つ東京はいっきにゴーストタウンとなった。

それを目前にした時

ショックだった。

あの大都会がこんなにひと気のない街になるとは…。

でも逆にこんなタイミングでここに自分がいた意味がきっとあるはずだと思った。

たまたま自分は生きた。そう。きっとたまたま。

こうやってまだ「生」を申し受けている事に

きっと意味がある。

意味があって「生きる」キップを持たされている感覚を

その時今まで以上に実感した。

日々「生かす」現場に居て学ぶ事は多い。

人の生きる時間、質、生きるという事、死ぬという事。

だがあの揺れは地球上に生きる生物に、人間として自分の命に危機が及んだ経験。

本当の意味で学ぶ。

命の重み。

生きる、生かされている。

だからこそ

自分は何かやろう。

もともと興味があったヨガ。

知人からヨガをやる事すすめられた。

偶然近くにスタジオがあったのもいいタイミングだった。

そんなきっかけで新しい事を始めた私は

その2年後にヨガインストラクターになり、

またそのインストラクターの指導者養成での学びや自分自身への課題に

医療とヨガを課した。

日々健康に気を遣って食事や生活をするようにヨガを取り入れれるように。

ある事を境に人生が180度変わってしまった患者への「これから」の為にもヨガを。

在宅で療養する利用者の「Quality of life」のお手伝いに。

多くの患者を「手当て」する立場の「Quality of life」を整えるお手伝いを。 最新医療技術や新薬、治療では補いきれない「ケア」ガある。

「生かす」現場にいてそう感じた。

だからこそ、ヨガ本来の姿がきっと人々の役に立つだろうと思う。

看護師だから出来るヨガ

ヨガ指導者だから出来る看護を。


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